ウェブ拍手ログ
1主→ティル 2主→リオウ 4主→カイ 5主→コロナ
リオウ:ウェブ拍手ありがとうございます。
ティル:これからも応援してくれるとうれしいです。
カイ:こっから先は課題をするらしいね。
キリル:課題?
コロナ:novelの月白の章に出てくる人たちでその課題を達成するんだって。
テッド:めんどくせえな。
ティル:ってなんで、テッドが居るの!?
テッド:気にするな。
トーマス:よかったら、読んでくださいね。
課題…料理
料理人 ティル・リオウ・カイ・キリル・コロナ・トーマス
試食人 テッド
テッド:こ、これは、いじめか!
ティル:大丈夫、大丈夫、さぁ、召し上がれ。
ティルはそう言ってテッドの前に置かれた6つの料理を指し示した。
カレー・何か分からない料理・真っ赤なラーメン・マグロづくしの料理・肉の串焼き・シチューがあった。
とりあえず、おいしそうに見えたカレーから手をつけた。
カレーなら下手なことにはならないだろう。
甘かった。とてつもなく。慌てて横についていたサラダを食べたらものすごく辛かった。
テッドは水を飲んだ。
トーマス:えっと、カレーは僕が作ったんです。サラダはセシルが。お口に合いませんでしたか?
少し困ったように見られてテッドは頷けるはずもない。
テッド:う、うまかった。たぶん。
次にテッドが選んだのは何か分からない料理だった。
嫌なことはさっさと済まそうと思ったからだ。
一口、口に入れる。
広がったのはこげた味だった。
テッド:……癌になるな。
はっきり言ってまずかった。
コロナ:仕方ないじゃん。料理なんてしたことがないし。
テッド:それでこれは何なんだ?
コロナ:卵焼きだけど?
テッド:・・・どうやって作った?
テッドが食べた時こげ以外にもじゃりっとしたものがあった。
コロナ:卵を潰してかき混ぜてフライパンの端っこに寄せた。
どうやらコロナは卵を殻ごとつぶしてかき混ぜ、端っこによらせて火力最大で焼いたようだった。
真っ赤なラーメンはトマトジュースの香りがした。
テッド:ティル、これはなんだ?
ティル:トマトジュース風とんこつラーメン〜♪
テッドは泣きそうになった。
ティルの料理は基本的においしい。
おいしいが時々、こうして珍妙なものを作る。
そして、珍妙な味がするのである。
ティル:テッド、どう〜?
テッド:あぁ、おいしい。たぶん。
それでもテッドはティルに逆らえないのだった。
マグロづくしの料理・肉の串焼き・シチューと後はまともそうなものだった。
テッド:よく覚えてたな。
そういいながらテッドはマグロどんぶりを食べる。
お刺身や煮物も含め、すべてがおいしかった。
カイ:テッド、ワガママだったもんねぇ。魚嫌い。マグロは好きってv
カイがそう言ったとたんテッドはむせた。
肉の串焼きをテッドはぱくついた。
テッド:これ、料理って言うのか?
肉の串焼きは肉に塩コショウをして焼いただけのものだ。
キリル:これぐらいしかしたことがないから。いつも料理当番はアンダルクだったんだよ。
カイ:セネカさんじゃなくて?
キリル:……それからは旅暮らしだったけど、宿で食べるかこうして肉を食べるかだけだったから。
テッド:まぁ、下手にまずいもの出されるよりましだって。
ということは、最後に残ったシチューはリオウの作ったものである。
リオウは料理がうまい。楽しみにしながらテッドはぱくついた。
あっという間にテッドは気絶した。
ティル:もしかして味付け、ナナミちゃん?
リオウ:そうですけど?どうしてもするって聞かなくて。今回手伝いありでしたし。それにしても、テッドさんどうしたんでしょうね?
ティル:多分おいしすぎて目を回したんだよ。
テッドは丸3日間寝込んだという・・・。
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